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借地権付き建物を売却するときの注意点【長崎】

こんにちは。住まい∞Labo(株式会社Rich)の那須井です。「実家の建物は自分のものだが、土地は地主から借りている」——長崎市内でも、こうした借地権付き建物の売却についてご相談を受けることがあります。借地権付きの不動産は、通常の売却とは違い、地主の承諾や借地条件の確認など、いくつか特有の注意点があります。今回は、借地権付き建物を売却する際に知っておきたいポイントを整理します。

夕暮れに玄関灯がともる住宅の外観、借地権付き建物のイメージ

1. 借地権とは?「旧法」と「新法」の違い

借地権とは、建物を所有する目的で他人の土地を借りる権利のことです。長崎市内でも、古くからの住宅地には借地権付きの建物が残っています。1992年より前に契約された借地権には「旧借地法」が適用され、更新が原則で借主の権利が強く保護されているのが特徴です。1992年以降の契約には「新法(借地借家法)」が適用され、更新のある「普通借地権」と、期間満了で確定的に終了する「定期借地権」に分かれます。ご自身の借地権がどちらに当たるかで、その後の対応が変わってきます。

2. 売却前にまず確認すべきこと

売却を検討する前に、まず次の点を確認しましょう。

  • 借地契約書の有無と内容:契約期間、更新条件、増改築の制限などが記載されているか
  • 地代の滞納がないか:滞納があると譲渡承諾を得にくくなることがある
  • 残存期間:借地権の残り期間が短いと、買主から敬遠されやすい

3. 地主の「譲渡承諾」と承諾料の相場

借地権付き建物を第三者に売却する(借地権を譲渡する)には、原則として地主の承諾が必要です。承諾を得る際には「承諾料(名義変更料)」を支払うのが慣例で、借地権価格のおおむね10%程度が相場とされています。地主が正当な理由なく承諾しない場合は、裁判所に申し立てて承諾に代わる許可を得る「借地非訟」という手続きを利用できる場合もあります。

オフィスで握手を交わす担当者と依頼主の手元、地主との交渉イメージ

4. 「底地」を買い取ってから売るという選択肢

借地権だけを売却する以外にも、地主が所有する土地(底地)を買い取り、土地と建物をあわせた「完全所有権」にしてから売却する方法もあります。完全所有権になれば買い手の対象が広がり、価格も付きやすくなる傾向がありますが、底地の買い取りには相応の資金が必要です。地主との関係性や資金状況に応じて、どちらの方法が現実的かを検討する必要があります。

5. 売却をスムーズに進めるための注意点

  • 地主との承諾交渉は早めに始める(買主が見つかってからでは時間切れになりやすい)
  • 契約書が見当たらない場合は、測量図や過去の契約内容の確認から始める
  • 借地権の取り扱いに慣れた不動産会社に相談する(通常の売却より専門知識が必要)

よくある質問(FAQ)

Q1. 地主の承諾を得ずに売却できますか?

原則としてできません。承諾なく譲渡すると、契約解除の事由になる可能性があります。売却を検討し始めた段階で、早めに地主へ相談することをおすすめします。

Q2. 承諾料の相場はどれくらいですか?

借地権価格のおおむね10%程度が目安とされていますが、地域や個別の関係性によって交渉の余地があります。

Q3. 地主が承諾してくれない場合はどうすればいいですか?

正当な理由のない拒否であれば、裁判所に申し立てて承諾に代わる許可を得る「借地非訟」という手続きを利用できる場合があります。専門家に相談しながら進めることをおすすめします。

Q4. 借地権と底地、両方を一緒に売ることはできますか?

地主と合意できれば、底地を買い取って完全所有権化してから売却する方法や、地主と共同で第三者に売却する方法もあります。個別の交渉次第となります。

まとめ・無料相談のご案内

住まい∞Labo(株式会社Rich)は、長崎市を中心に「不動産売却」と「相続」のお悩みをワンストップでサポートする専門会社です。「何から始めればいいか分からない」「売るかどうか迷っている」——そんな段階のご相談こそ大歓迎です。査定・ご相談はすべて無料。お客様一人ひとりのご事情に寄り添い、最適な選択をご提案します。

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— 住まい∞Labo 株式会社Rich/那須井

※本記事は一般的な解説です。個別の制度・税額・手続きは、税理士等の専門家または当社へご確認ください。

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